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良いランディングページの作り方とは?LPの無料サイトもご紹介!

シャベルン シャベルン 2020/11/06 20:15

Webで商売をする上で、ランディングページ(LP)は欠かせない存在です。

特にWeb広告を行っている場合、LPの良し悪しは成果に直結します。

Web広告でどれだけ頑張って流入させても、LPの内容がスカスカであれば、成果に繋がることはありません。


反対に良いLPを用意できていれば、Web広告で流入させればさせるほど、成果を伸ばせる可能性が高いといえるでしょう。

それでは、良いランディングページとはなにか、その作り方について考えてみましょう。

良いランディングページとはなにか

まず「良いランディングページとはなにか」ですが、デザインが良いわけではなく、機能が良いものではありません。

成果が出るランディングページであることが、良いランディングページです。

極端にいえば、どれだけデザインが悪く、どれだけ使いづらくても、成果が出ていれば良いランディングページといえるのです。


ランディングページの役割は、ランディングページに到達したユーザーが、ビジネスの目的(≒そのLPの目的)を達成するよう促すことです。

言い換えると、「そのビジネスのWeb上の成果へ促す力が高いランディングページ」が、良いランディングページともいえます。


もちろん成果を出すためには、デザインも重要ですし、なにかしらの機能も必要となることもあるでしょう。


ただ、これらは要素であり、条件ではありません。

成果が出なければビジネスは成長しないため、成果を出せる(成果へと促す力が高い)ランディングページが、Webでビジネスを行う上で、良いランディングページといえるのです。


良いランディングページと判断できる最も簡単な指標は、CVR(コンバージョン率)です。CVRとはページが閲覧された中でCV(= 成果の数のこと、例えば資料請求やお問い合わせ数など)に繋がった割合を指し、「CV / ページ閲覧数」で表すことができます。


もちろん流入経路によってユーザーの属性は異なりますし、CVR以外にも様々な考える指標があり、一概にCVRがすべてとはいえません。


ただ、CVRはランディングページに流入した人が成果に至った割合のため、上述した「そのビジネスのWeb上の成果へ促す力が高い」という点とも一致しますし、だれでも理解しやすい指標の一つです。


そのため、CVRを基本としながらも、それ以外の数値もチェックし、良いランディングページかどうかを見定めるとよいでしょう。

良いランディングページの作り方

良いランディングページを作るために必要なことは、大きく2つです。

そのビジネスの理解とユーザーの理解です。


まずビジネスの理解ですが、これができていないと何も成り立ちません。

なにを解決するビジネスで、どういった課題を持っているユーザー向けで、競合他社はどこで、今までどういった施策を行ってきて…などを理解しましょう。


ビジネスを理解ができていなければ、ユーザーを理解することなどできませんし、LPも当たり障りのない内容となってしまいます。

まず、そのビジネスをしっかり理解するようにしましょう。


次に、ユーザー理解ですが、これはとても当たり前に感じるかもしれません。

ただ、往々にして、ユーザー理解はおろそかになりがちですし、忘れやすいものです。


何に課題や不満を持っていて、どうやってその課題を解決したくて、どの競合他社や代替手段と比較していて、どういったサイトからLPによく流入していて…など、利用ユーザーのことを深く理解するよう努めてください。

ここで出てきた内容や言葉が、LP内のコンテンツや訴求文となります。


ビジネス、ユーザーを十分に理解できれば、必要な要素や訴求がだいたい見えてくるかと思います。

次はそれを並べる、つまり構成を作っていきます。

LPの構成については多くのサイトやブログで語られているため割愛しますが、ポイントとしては「どこまで要素を盛り込むか」です。


しっかり作り込んだLPは、ユーザーもしっかり読んでいると考えがちですが、そんなことはありません。

ほとんどのユーザーは流し読みで、自分が興味がある・気になる部分しか読まず、LPの最下部まで達するユーザーはほぼいません。


つまり、LP内に要素を詰め込み過ぎて見づらくなってもいけませんし、少な過ぎて興味を引かなくなってもダメなのです。

業種業界によっても異なりますが、ちょうどいいバランスとなるよう調整しましょう。

LPの無料サイト

ランディングページは作って終わりではなく、作ってから始まりで、改善をし続けなければなりません。

とはいえ、外注などに頼んでいる場合、改善のための修正には費用がかかることがほとんどです。


そういった費用をあまりかけたくないという場合は、LPを無料で作成できるサービスを利用してみるのもいいでしょう。

最近ではそういったサービスや増えてきていますので、いくつかご紹介します。


■ペライチ


ペライチは簡単な操作でLPを作成することができるツールです。

名前の通り、一枚のページを作るためのツールのため、LP作成をコンセプトとしたツールといえるでしょう。

料金プランは4つあり、無料プランですと作成ページ数は1ページまでです。

まずは無料プランで試してみて、必要になれば、上位プランを試してみるといいでしょう。


■Jimdo


Jimdoはドイツ発祥のサイト作成ツールです。

ドイツ発祥といっても日本人でも使いやすい操作性となっていますが、デフォルトで用意されているデザインテンプレートが一般的なサイトのように複数ページあるものが中心のため、ペライチのほうが使いやすいかもしれません。


プランは「ジンドゥAIビルダー」と「ジンドゥクリエーター」の大きく2つに分かれます。

「ジンドゥAIビルダー」はAIによって簡単にサイトを作成できるプラン、「ジンドゥクリエーター」は自分でカスタマイズしたい方向けのプランとなっています。

どちらも無料プランがあるため、利用する場合は、自分にあったプランを選んでみてください。


■Wix


Jimdo同様、海外発祥のサイト作成ツールです。

デザインテンプレートも多種多様あり、スタイリッシュなものが多いのですが、Jimdo同様、海外向けになっている点がネックと感じるかもしれません。

Wixの料金プランは、「ホームページ」と「ネットショップ&サービス」と分かれており、LP作成なら「ホームページ」のプランで対応が可能です。

まとめ

良いランディングページは、成果を出せるランディングページです。

ただ、成果が出せるランディングページと口で言うことは簡単で、成果を出すためには、そのビジネスの理解、ユーザーの理解が必要ですし、十分理解した上で作成したとしても、必ず成果が出るわけではありません。


トライアンドエラーを繰り返し、少しずつ成果を出せるランディングページを作っていってください。