Facebook広告の画像サイズとは?広告や配信別に最適な形を解説!

Facebook広告の運用担当者にとって意外と重要なのが、画像サイズの最適化です。広告運用経験者は広告文やクリエイティブの見栄えを重視しがちですが、ユーザーへの第一印象を高めてクリック率を向上させるためには広告画像のサイズ調整が欠かせません。

「Facebook広告を配信したいものの、適切な画像サイズがわからない」
「Facebook広告ガイドラインに沿った画像を作成できるか不安」

このような悩みを持つ方に向けて、本記事ではFacebook広告で推奨されている画像サイズについて運用シーン別に詳しく解説します。さらに記事後半では、画像サイズのほかに知っておきたいFacebook広告運用のポイントもあわせて紹介します。

Facebook広告の運用担当者はぜひ最後までご覧ください。

Facebook広告の各広告で推奨されている画像サイズ

Facebook広告には次の4種類が存在します。

  • 画像広告(バナー広告)
  • 動画広告
  • カルーセル広告
  • コレクション広告

Facebook広告では広告の種類によって、画像サイズやアスペクト比といったデザインの推奨事項が異なることに注意が必要です。ここでは4種類のFacebook広告に関して、デザインの推奨事項を詳しく解説します。

画像広告(バナー広告)

引用:Facebookフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする画像広告の仕様 | Facebook広告ガイド

画像広告は1枚の画像とテキストを使って製品やサービス、ブランドを宣伝する広告メニューです。広告業界ではバナー広告と呼ばれることもあり、必要な広告素材が比較的少ない、配信設定がシンプルといった理由から最も始めやすい広告メニューといえます。

Facebook画像広告の配信場所別に、デザインの推奨事項をまとめました。

配信場所推奨アスペクト推奨サイズ (ピクセル)
フィード
インストリーム動画
検索結果
横1:縦1
横1.91:縦1
横1,080×縦1,080
横1,200×縦628
右側広告枠
Marketplace
横1:縦1横1,080×縦1,080
ストーリーズ横9:縦16横1080×縦1920

※引用: Facebook広告ガイド 画像

Facebook画像広告では、JPGまたはPNGのファイルをクリエイティブ画像として設定できます。画像にアニメーションを付け加えたGIFや、Microsoft Windowsに対応したBMPといった画像ファイルはFacebook広告で使用できないため、JPGまたはPNGに変換する必要があります。

なお、アスペクト比とは画像の縦横比を表すデザイン用語です。例えば、横1,080ピクセル×縦1,080ピクセルの画像であればアスペクト比は1:1、横1,200ピクセル×縦628ピクセルの画像であればアスペクト比は1.91:1と表されます。

なお、Facebook広告で使用する画像に推奨される解像度は横1,080×縦1,080ピクセル以上です。したがってアスペクト比1:1の画像を用意するなら横1,080×縦1,080ピクセル以上、アスペクト比1.91:1の画像を用意するなら横1,200×縦628ピクセル以上の解像度の画像を用意するようにしましょう。ちなみに、解像度に上限の設定はありません。

動画広告

引用:Facebookフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする動画広告の仕様 | Facebook広告ガイド

動画広告では動画のほかに、キャプション(字幕)や音声を使って製品・サービスを訴求できます。画像広告に比べて多くの情報量を発信できるため、ユーザーの関心を引きやすいのが大きな強みです。

Facebook動画広告の配信場所別に、デザインの推奨事項をまとめました。

配信場所推奨アスペクト比推奨サイズ (ピクセル)
フィード
動画フィード
1:1
4:5
1,080×1,080
1,080×1,350
ストーリーズ9:161,080×1,920
インストリーム動画1:1
16:9
1,080×1,080
1,920×1,080
Marketplace
検索結果
1:11,080×1,080

※引用: Facebook広告ガイド 動画

Mac標準の動画ファイル形式であるMOVが利用できる一方で、Microsoft標準のAVIやAbdobeシステムズが開発したFLVといった動画ファイルは利用できないため注意が必要です。

フィードや動画フィードのアスペクト比に関しては、ユーザーのデバイス環境によって推奨比が変動します。広告作成の工数を減らすためには、汎用性の高い1:1のアスペクト比で動画を用意することをおすすめします。

なお、動画のキャプションと動画音声の設定は推奨されているものの任意項目であり、設定しなくても広告を配信できます。ただし、短時間で多くの情報量をユーザーに届けるためには、キャプションや音声も活用するのが効果的です。

カルーセル広告

引用:カルーセル広告の7つの活用方法|Meta for Bussiness

Facebook広告のカルーセル広告は、複数の画像や動画を組み合わせて一つの広告を作成できる広告メニューです。画像や動画ごとに見出し、説明、リンク、コールトゥアクションを個別で設定できるため、一つのサービスの魅力を多角的に紹介したり、複数の製品をカタログのようにまとめて訴求できます。

Facebookカルーセル広告は配信場所にかかわらず、正方形のアスペクト比が推奨されています。

配信場所推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
フィード
右側広告枠
インストリーム動画
Marketplace
ストーリーズ
検索結果
1:11,080×1,080

※引用:Facebook広告ガイド カルーセル|Meta for Bussiness

ユーザーは画面をスワイプ(= 横に滑らせる)しながらカルーセル広告を見るので、画像の順序をストーリー仕立てにまとめる、訴求したい情報ごとに画像や動画を分けるなど工夫しましょう。

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コレクション広告

引用:Facebookフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする画像広告の仕様 | Facebook広告ガイド

コレクション広告はカルーセル広告と同様に、一つの広告内で複数の画像や動画を掲載できる広告メニューです。

インスタントエクスペリエンスと呼ばれるFacebook独自の広告フォーマットを使うことで、モバイルユーザーは広告をタップするとフルスクリーンで他の製品情報や製品ごとの詳細をブラウジングできます。

ビジュアル要素の強い製品を訴求しやすい、閲覧から購入までシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供できるなどの強みから、業界問わず多くの広告主に活用されています。

コレクション広告の配信場所別に、デザインの推奨事項をまとめました。

配信場所推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
フィード1:11,080×1,080
インストリーム動画1:1
1.91:1
1,080×1,080
1,200×628

※引用:Facebook広告ガイド コレクション

Facebook広告の各配置別で推奨される画像サイズ

ここまで、Facebook広告の種類別に推奨される画像サイズを解説してきました。

さらに、Facebook広告では配置、すなわちFacebook上のどこに広告を掲載するのかによっても推奨画像サイズが変動します。Facebook広告の配置は次の6種類に大別できます。

  • フィード
  • ストーリーズ
  • インストリーム
  • 検索
  • メッセージ
  • アプリとサイト

ここではFacebook広告の配置ごとに、推奨される画像サイズを詳しく解説します。なお、カルーセル広告の場合は、配置場所に関わらず1:1(正方形)のアスペクト比が推奨されていますのであらかじめご承知おきください。

フィード

フィードはユーザーのオーガニック投稿が表示される配信面のことで、タイムラインと呼ばれることもあります。Facebook広告では、Facebookニュースフィード、Facebook動画フィード、Instagramフィードと発見タブなどの配信面で広告を配信できます。

フィード広告の種類別に推奨アスペクト比をまとめました。

フィード広告の種類推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
Facebookフィード
Instagramフィードと発見タブ
Facebook Marketplace
Facebook動画フィード
画像広告の場合は1:1
動画広告の場合は4:5
1,080×1,080
1,080×1,350
Facebook右側広告枠1.91:11,200×628
Instagramショップ
Messenger受信箱
1:1
※Instagramショップは画像広告のみ
1,080×1,080

※引用:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比 | Metaビジネスヘルプセンター

ストーリーズ

ストーリーズ広告とは、ユーザーのストーリーズ投稿の間に配信される広告のことです。ストーリーズ広告はフィード広告に比べて広告感が弱いほか、スタンプや絵文字などのクリエイティブ要素を追加したり、外部サイトへのリンクを設定したりできるため、多くの企業に活用されています。

ストーリーズ広告の種類別に推奨アスペクト比をまとめました。

ストーリーズ広告の種類推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
Facebookストーリーズ
Instagramストーリーズ
Messengerストーリーズ
9:16
※画像広告、動画広告ともに推奨
1,080×1,920

※引用:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比 | Metaビジネスヘルプセンター

ストーリーズはフルスクリーンで表示されるため、広告のアスペクト比は9:16が推奨される点に注意しましょう。

インストリーム

インストリーム広告とは、Facebook記事内の動画が再生される前後および途中に配信される広告のことです。インストリーム広告はスキップ可能な動画として表示されることもあり、動画視聴中のユーザーに対してストレスを与えずに広告を訴求できます。

インストリーム広告の推奨アスペクト比は次のとおりです。

インストリーム広告の種類推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
Facebookインストリーム動画16:9
※画像広告、動画広告ともに推奨
1,920×1,080

※引用:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比 | Metaビジネスヘルプセンター

インストリーム広告で動画を配信する場合は、動画の長さは15秒以内となります。

検索

検索広告は、Facebook上でユーザーが検索を行った際に、検索結果画面に表示される広告です。Facebookでは世界中のユーザーによって毎日数百万件の検索が行われているため、ユーザーへの接触機会を増やすうえで検索結広告は効果的といえます。

検索広告の推奨アスペクト比は次のとおりです。

検索広告の種類推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
Facebook上の検索結果画像広告の場合は1.91:1
動画広告の場合は1:1
1,200×628
1,080×1,080

※引用:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比 | Metaビジネスヘルプセンター

なお、検索結果画面に広告が表示されるのはモバイルユーザーの場合のみです。PCでFacebookを利用しているユーザーには検索広告を配信できません。

メッセージ

広告メッセージは、Facebookユーザー向けメッセージツールのMessengersにてユーザーに直接メッセージで送られる広告です。広告対象は過去に1度以上やりとりをしたことのあるユーザーで、クーポンやプロモーションに関するメッセージを直接送信することで高いクリック率が期待できます。

広告メッセージの推奨アスペクト比は次のとおりです。

広告メッセージの種類推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
Messenger広告メッセージ1.91:1
※画像広告、動画広告ともに推奨
1,200×628

※引用:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比 | Metaビジネスヘルプセンター

なお、広告メッセージのフォーマットはテキストのみで、画像や動画は利用しません。

アプリとサイト

Facebook広告では、Facebookと提携している外部のアプリやサイトでも広告を配信することが可能です。この機能はAudience Networkと呼ばれ、具体的には次のようなアプリやサイトが含まれます。

  • ニュース系アプリ・サイト:グノシー、東洋経済オンライン、BuzzFeed、aumo、C CHANNEL、FiNCなど
  • エンタメ系アプリ・サイト:SEGA、GANMA!、マンガBANG!、マンガワン、IGNIS、PONOSなど
  • ゲーム系アプリ・サイト:A TEAM(エイチーム)、モバゲー、ゲームエイト、GameWithなど
  • ユーティリティ系アプリ・サイト:食べログ、weblio、Lobi、Simeji、Retty、ジモティー、zaim、ジョルダン乗換案内など

Audience Network広告の種類別に推奨アスペクト比をまとめました。

Audience Network広告の種類推奨アスペクト比推奨サイズ(ピクセル)
Audience Networkネイティブ、バナー、インタースティシャル
Audience Networkでの動画リワード
9:16
※画像広告、動画広告ともに推奨
1,080×1,920

※引用:広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比 | Metaビジネスヘルプセンター

Facebook広告で画像を作成する際のポイント

Facebook広告用の画像を作成する際は、画像サイズの他にも注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは画像作成の主なポイントを4つ紹介します。

解像度の高い画像を使用

Facebook広告を配信する際は、できる限り解像度の高い画像を用意しましょう。画質の悪い画像を使って広告を配信すると、ユーザーに悪いブランドイメージを与えてしまうほか、クリック率やコンバージョン率の低下といった広告効果の悪化にもつながりかねません。

例えば、アスペクト比が1:1の画像を用意する場合、解像度は1,080×1,080ピクセルよりも1,920×1,920ピクセルの画像を用意するほうが、より鮮明な画像をユーザーに届けられます。広告のパフォーマンスを向上させるためには、解像度の高いクリエイティブ画像は必要不可欠です。

画像内のテキスト量

Facebook広告運用において、画像内のテキスト量は20%以下に留めておくのがおすすめです。画像内テキストの量が多いと広告感が強くなり、ユーザーに不快な印象を与えるリスクが高まります。

かつてFacebook広告では、ユーザーエクスペリエンスの悪化を防いで広告効果を高めるために、「画像内に占めるテキストの面積は全体面積の20%未満まで」という規定がありました。この規定は2020年9月17日をもって撤廃されたものの、依然として画像内テキスト量は少ない方が広告効果が向上しやすいといわれています。

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プレビュー画面での確認

下書きが完了した広告は、配信前に必ずプレビュー画面で表示イメージを確認しておきましょう。プレビュー確認を怠ると、画像の途中が切れて表示されていたり、動画に不具合がある場合に気づけず、品質の悪い広告を配信してしまうリスクが高まります。

プレビュー画面では、広告の配置ごとに表示イメージを確認できます。用意した広告素材のアスペクト比は正しいか、解像度が高く見栄えの良い表示イメージかなどを事前に確認しておけば、安心して広告を配信できます。

入稿規定の遵守

Facebook広告を配信する前に、自社の広告がFacebook広告規定に抵触していないか入念に確認しておきましょう。Facebook広告規定に違反しているとみなされた場合、広告を出稿できない、広告配信を停止させられる、Facebookビジネスアカウントを凍結させられるなどのリスクが生じます。

Facebookビジネスアカウントは一度凍結すると復旧できる可能性は極めて低く、運良く復旧できた場合もかなりの時間を要します。Facebook広告で安定的に成果を出すためにも、Facebook広告規定を十分に理解した上で広告を作成することが重要です。

※参照:広告規定の紹介|透明性センター

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まとめ

この記事では、Facebook広告の種類や配置場所ごとに推奨されるサイズや、クリエイティブを作成する際のポイントについてお伝えしてきました。

Facebook広告の成果を向上させるためには、広告の配置に応じて画像のサイズやアスペクト比を最適化する必要があります。

あわせてサイズやアスペクト比のほかにも、クリエイティブ素材の解像度、画像広告の場合は画像内テキスト量、動画広告の場合は動画の長さなど、Facebook広告の仕様にあわせて過不足ない広告素材を用意しましょう。

この記事でお伝えしてきた内容をしっかりと理解し、Facebook広告運用に活かしていただければ幸いです。

また、当サイトではFacebook広告に推奨される文字数についての記事も投稿しております。あわせてご参照ください。

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