「テンプレートを使って簡単にホワイトペーパーを作りたい」
ホワイトペーパーの制作をしていると、このようにひとまずテンプレートで簡単に草案を作りたい場面がありますよね。
この記事では、以下の4種類の「すぐに使えるホワイトペーパーのテンプレート」を提供します。
ホワイトペーパーは、テンプレートを利用することで簡単に制作を始めることが可能ですが、ただテンプレートを埋めれば良いというわけではありません。
制作するときは、構成づくりとデザインの工夫をしなければ、
といった失敗する可能性もあります。
このような事態を避けるために、この記事ではホワイトペーパーテンプレートを配布するだけではなく、次の内容をまとめました。
▼この記事を読むとわかること
この記事を読めば、ホワイトペーパーのテンプレートをすぐにダウンロードでき、さらにポイントをおさえて効果的なホワイトペーパーを制作できます。
ぜひ、ホワイトペーパー制作にとりかかる前に読んで活用してください。
冒頭でも触れた通り、この記事では、構成の異なる以下の4種類のホワイトペーパーテンプレートを紹介します。
構成別 | 主な内容 |
---|---|
ノウハウ提供型 | 顧客が抱えている課題を解決するための情報 |
サービス比較型 | 顧客が複数の似たサービスを比較・検討するための、各サービスの情報 |
成功事例型 | 顧客が抱える「サービス導入に対する不安」を払拭するための成功事例 |
イベントレポート型 | 顧客が参加できなかったイベント・セミナーの内容 |
本来、ホワイトペーパーの構成に決まりはありません。
そのため、この記事で紹介する以外のテンプレート構成でも、ホワイトペーパーを制作すること自体は可能です。
ただし弊社の経験上、「高いマーケティング効果が期待できるホワイトペーパー」は上記の4種類が9割を占めるため、ご紹介するテンプレートもこの4種に絞って提供いたします。
こちらのテンプレートに沿ってホワイトペーパーの作成に取り掛かれば、すぐに構成案を練ることができますよ。
それでは、それぞれのホワイトペーパーテンプレートについて順に解説していきます。
ノウハウ提供型のホワイトペーパーでは、顧客が抱えている課題を解決するための情報を提供します。
このホワイトペーパーの構成は以下の通りです。
内容 | |
---|---|
表紙 | - |
導入 | 顧客の悩みに共感したり、悩みを解決する必要性を強調したりする |
目次 | 顧客がホワイトペーパー全体の内容を把握する目次をもとに必要な部分だけ読むこともできる |
問題提起・要因分析 | 業界の潮流や概要について解説し、顧客の悩みを明確にする 〇〇の種類〇〇と〇〇の違い など |
悩みの解決方法・ノウハウ | 読者の悩みを解決する具体的な⽅法を提⽰する 〇の方法〇〇の流れ など |
ノウハウ提供型のホワイトペーパーでは、上記のようにまず顧客の悩みを明確化し、具体的な解決方法を提示することがポイントです。
サービス比較型のホワイトペーパーでは、顧客が手間なく複数の似たサービスを比較・検討できるように、各サービスの情報を提供します。
このホワイトペーパーの構成は以下の通りです。
内容 | |
---|---|
表紙 | - |
目次 | ホワイトペーパー全体の内容を把握するホワイトペーパーの目的を明確に伝える |
サービス全体の特徴 | サービスを導入するメリットや注意点について解説する |
サービス選定のポイント | サービスを決定するためのポイントについて解説する |
サービスの比較 | 表や図を活用し、各サービスの違いを比較する |
各サービスの紹介 | 各サービスについて詳しく紹介する サービスの特徴料金体系機能 など |
サービス比較型のホワイトペーパーでは、はじめにサービス全体の特徴を解説してから、各サービスの比較に入ります。
顧客に、まずサービス全体への理解度を高めてもらうことで、各サービスの細かい違いについても理解してもらいやすくなります。
成功事例型のホワイトペーパーは、自社サービスの導入を検討しているものの不安を抱えている状態の顧客に、導入の成功事例を紹介するホワイトペーパーです。
このホワイトペーパーの構成は以下の通りです。
内容 | |
---|---|
表紙 | - |
導入事例 | 主にインタビュー形式で顧客が抱えていた悩みやサービス導入後の変化について解説する |
サービスの紹介 | 自社サービスについての紹介 サービス概要料金体系サービスの流れなど |
会社概要・問い合わせ先 | 自社についての紹介 |
成功事例型のホワイトペーパーは、主にインタビュー形式でリアルな導入事例を紹介します。
規模や業種の異なる複数の企業に取材すると、より信頼感が増し効果的です。
イベントレポート型のホワイトペーパーは、顧客が参加できなかったイベントやセミナーの内容を知ることができるホワイトペーパーです。
このホワイトペーパーの構成は以下の通りです。
内容 | |
---|---|
表紙 | - |
概要 | イベントの内容や主催企業の情報などを解説する |
イベントの紹介 | 開催したイベントについての紹介 登壇者の紹介セミナー内容会場の画像 など |
文章だけではなく、会場の写真や来場者の感想など、様々な角度からイベントの様子をレポートするのがおすすめです。
前章では、各種ホワイトペーパーのテンプレートをご紹介しました。
しかしなかには、「どのホワイトペーパーテンプレートを選んだらよいのかわからない」と悩んでしまう人もいるでしょう。
ずばり、ホワイトペーパーテンプレートは、
①目的に沿ったホワイトペーパーの種類を選ぶ
②ホワイトペーパーの種類に適したテンプレートを選択する
の2ステップで決めることができます。
それぞれのステップについて解説します。
まずは「どのような課題を抱えている顧客のリストを増やしたいのか」を明確にしてから、制作するホワイトペーパーの種類を決定しましょう。
ホワイトペーパーを制作する主な目的は「ターゲットとする顧客のリスト作り」である以上、この視点から始めることで顧客の課題が見えてきて、その課題を解決するための種類を選べるようになるでしょう。
以下に、ホワイトペーパーの種類ごとに制作する目的、作れる顧客リストをまとめているため、自社の参考に役立ててみてください。
種類 | 主な目的 |
---|---|
ノウハウ提供型 | 自社サービスで解決できる悩みを抱えている見込み顧客リストの作成 |
成功事例型 | サービスの導入に不安を抱えている検討顧客のリストの作成 |
サービス比較型 | 複数のサービスを比較検討している検討顧客のリストの作成 |
イベントレポート型 | 悩みの解決方法を模索している見込み顧客のリスト作成 |
トレンド型 | 業界に関心がある幅広い潜在顧客のリスト作成 |
調査レポート型 | 解決するべき課題に気が付いていない潜在顧客のリスト作成 |
ホワイトペーパーの種類選びについて詳しく知りたい人は、ホワイトペーパーは全6種で網羅できる|種類を選ぶための2つの視点も解説も参考にしてください。
ホワイトペーパーの種類が決まったら、その種類に適したホワイトペーパーテンプレートを選択します。
種類 | 適したテンプレート |
---|---|
ノウハウ提供型 | ノウハウ提供型 |
成功事例型 | 成功事例型 |
サービス比較型 | サービス比較型 |
イベントレポート型 | イベントレポート型 |
トレンド型 | ノウハウ提供型 |
調査レポート型 | ノウハウ提供型 |
トレンド型や調査レポート型も、この記事で提供している4種類のテンプレートに沿った内容で部分的に構成できます。
最適なホワイトペーパーテンプレートを選択できたところで、実際にテンプレートを利用してホワイトペーパーを制作してみましょう。
テンプレートを使ったホワイトペーパーは、以下の5ステップで作ります。
①企画アウトラインを明確にする
②構成案を作る
③文章を作成・入力する
④色・画像を修正する
⑤全体を整える
ここからは、各工程についてそれぞれ詳しく解説していきます。
まずは、ホワイトペーパーを制作する目的を明確化し、企画のアウトラインを明確にしましょう。
ホワイトペーパーのアウトラインを明確化することで、
顧客に対する理解が深まり
などをより深く想像できるようになるでしょう。
ホワイトペーパーの内容にも一貫性が生まれ、
などの効果が生まれます。
結果として、より顧客の満足度の高い・マーケティング効果が期待できるホワイトペーパーを制作する事が可能となります。
アウトラインを明確化する具体的な方法は、以下の通りです。
この3点を明確にし、「何のためにどのようなホワイトペーパーを制作する」のか決めていきます。
作りたい顧客リスト(目的) | 「2. テンプレートはホワイトペーパーの目的で選ぶ」を参考に決める |
ターゲットとなる顧客像 | 企業の業種企業の従業員数、企業の所在地域、職種・役職、自社サービスに対する関心度合い、他社の類似サービスを導入しているかどうか など 顧客像を明確化していく |
ホワイトペーパーの内容(テーマ) | 顧客が解決したい課題や、顧客が関心のあるテーマ自社で作りやすいテーマ他社が発表していないノウハウなど、希少性のある情報を提供できるテーマ など 上記のように様々な角度から検討し、1つ選択する |
以下にホワイトペーパーのアウトラインの例を示しているため、こちらを参考にして、自社のホワイトペーパーのアウトラインを実際に作成してみましょう。
ホワイトペーパーの企画アウトライン(例) | |
---|---|
①作りたい顧客リスト(目的) | 自社サービスで解決できる悩みを抱えている見込み顧客リストの作成=ホワイトペーパーの種類・テンプレートは「ノウハウ提供型」 |
②ターゲットとなる顧客像 | アパレル業界で従業員数300人以下の中小企業一部の支店で余剰在庫が多く、悩んでいる事業部長自社サービス(在庫管理システム)の存在は知らない |
③ホワイトペーパーの内容(テーマ) | 最適な在庫管理をする方法余剰在庫が発生する原因と解決方法余剰在庫を有効活用する方法 などから1つに絞る |
企画アウトラインが決定したら、ホワイトペーパーの構成案を作ります。
構成案とは、ホワイトペーパーで
という概要のことです。
テンプレートを利用して制作する場合でも、構成案は作らなければなりません。
その理由は「ホワイトペーパーの内容や情報量によって最適な構成案が異なるため」です。
内容や情報量に合わせた構成案にしなければ、ホワイトペーパーは情報不足になったり、読みづらくなったりして、クオリティの低い仕上がりとなってしまいます。
顧客に読まれない低クオリティのホワイトペーパーにしないためにも、スライド数15ページ程度を目安に、丁寧にホワイトペーパーの構成を練りましょう。
ホワイトペーパーの構成について詳しく知りたい人は、効果的なホワイトペーパーの構成とは?基本的な考え方と作成方法も参考にしてください。
構成案ができたら、文章を執筆し、実際にテンプレートに文章を流し込んでいきましょう。
テンプレートを使ったホワイトペーパー制作であっても、
は、自ら考えなくてはなりません。
特にタイトルはホワイトペーパーのマーケティング効果を左右する大切な部分です。
タイトルのクオリティ次第で顧客の行動が変わり、ダウンロード数や成果率に大きな影響があります。
ダウンロードされるホワイトペーパーの「タイトルの付け方」とは?も参考にして作成してみてください。
既存のコンテンツを活用して文章を作る3つの方法 |
文章を作る方法は専門性が高く、全てをこの記事で解説することはできません。そこでこの記事では、既存のコンテンツを活用して文章を作る方法を3つ解説します。
◆記事や営業資料から作る
1つ目は、企業で運営しているブログやオウンドメディアに掲載した記事や、既存の営業資料を整理してまとめる方法です。
特にWebに掲載した記事は、各記事の注目度や成果率を計測できるため、「顧客に注目されやすい話題」を見つけやすいという特徴があります。
注目度の高い記事をベースにして、情報の網羅性を高めたり、図や表を足して読みやすく編集したりすることで、手早くホワイトペーパーが制作できます。
◆セミナーから作る
2つ目は、セミナーを文字起こしした内容からホワイトペーパーを制作する方法です。
セミナーの内容や登壇資料をメインに、文章を作成します。「◆記事や営業資料から作る」と同様、既存の素材にクオリティを上げるための編集をするだけなので、制作時間の短縮が可能です。
◆アンケートから作る
3つ目は、過去に実施したアンケート結果を活用する方法です。
上記の2つと違い、アンケート結果は文章素材ではありません。
しかし、数字という根拠があることでより説得力のあるホワイトペーパーを制作できます。
新たにアンケートを実施したり、調査をしたりする時間を短縮できるため、短時間で信頼性のあるホワイトペーパーを制作できます。
上記の方法を活用すれば、一から情報収集をする手間が省けるため、時間をかけずに文章が作れます。
文章の編集が終わったら、テンプレートで使用している色や添付画像を編集しましょう。
ホワイトペーパーテンプレートのデザインで使われている色を変更しましょう。
はじめに、
の3色を決めます。
使う色は、コーポレートサイトやサービスサイトで使用しているブランドカラーを適用するのが一般的です。
以下はブランドカラーの例です。
色が決まったら、ベースカラーを中心に色を変更しましょう。
ホワイトペーパーは文章だけで構成すると読みづらいため、画像や図、表を交えて作ります。
テンプレートでは無難な画像が使われている事が多いため、ホワイトペーパーの内容に適した画像や図・表に変更しましょう。
このように、画像を変えることで、ホワイトペーパーの印象が変わりましたね。
ホワイトペーパーのクオリティは、文章だけでは決まりません。
色や画像を編集しホワイトペーパー全体の雰囲気を統一することで、顧客がホワイトペーパーの内容に集中できるようになり、訴求力が上がります。
最後に、全体を通して文章やデザインを整えたら完成です。
以下の点について気を付けながら、全体を調整しましょう。
読みづらい文章やスライドは、顧客が読む気を失ってしまう可能性があります。
また、情報の間違いは、ホワイトペーパーの信頼性を損ないます。
顧客の課題を解決できる「価値のあるホワイトペーパー」を制作するために、必ず最後に全体を整えましょう。
なお、デザインを整えるときに特に注意してほしいポイントについては、次章「4.テンプレートを使ったホワイトペーパー制作で注意するべき5つのポイント」で詳しく解説します。
前章では、テンプレートを使ったホワイトペーパーの作り方について解説しました。
しかし、デザイン業務に関する知識や経験がないと、特にデザイン面で「完成度の高いホワイトペーパーが作れるのか」と不安になりますよね。
そこでこの章では、ホワイトペーパーのクオリティを上げるために、主にデザイン面で注意するべき5つのポイントを解説します。
▼テンプレートを使ったホワイトペーパー制作で注意するべき5つのポイント
この章で解説するポイントは、テンプレートを使ったホワイトペーパー制作において、デザイン面でクオリティを上げる簡単なポイントです。
ホワイトペーパーのデザインについて、より詳しく知りたい人は、これさえ読めば失敗しない「ホワイトペーパーのデザイン」重要ポイントも参考にしてください。
ホワイトペーパーに使用する色とフォントは統一しましょう。
以下のように色やフォントを多用すると、全体がうるさくなり読みづらさが生まれます。
上記の画像の色とフォントを統一したのが以下の画像です。
色とフォントを統一することで、統一感が生まれ読みやすくなったことがわかるかと思います。
色とフォントの選び方は、以下を参考にしてください。
「3-5. 色・画像を修正する」でも触れたように、ホワイトペーパーで使う色は、
の3色と無彩色(黒・白・灰色)に絞りましょう。
使う色はコーポレートサイトやサービスサイトで使用しているブランドカラーを使用するのが一般的です。
ブランドカラーがなく色の指定もない場合は、以下の方法で色を選ぶのがおすすめです。
①企業やサービスのロゴなどからベースカラーを決める
②「Adobe Color」「ColorSpace」などの配色ツールを使い、アクセントカラーとサブカラーを決める
上記の配色ツールを使えば、デザイン初心者でも簡単に違和感のない色選びが可能です。
ホワイトペーパーで使用するフォントは、原則1種類に決めましょう。
色と同様に、ブランドコーポレートサイトやサービスサイトで使用しているフォントや指定のフォントがある場合はそれに従います。
フォントの指定がない場合は、「メイリオ」がおすすめです。
ホワイトペーパーで使用する画像は、ターゲットや内容に適したテイストのものを使用しましょう。
画像は、ターゲットや内容に適したものであれば、読んでいるときに飽きさせない工夫となります。
しかし適していない画像は違和感のもととなり、読んでいる間に気が散ってしまうでしょう。
例えば、同じ被写体の画像でもイラストと写真では以下のような特徴の違いが生まれます。
ホワイトペーパーでは、文章だけではなく、
を活用して説明しましょう。
以下は、文章で説明していた内容をグラフで表現した例です。
複雑な内容を文章だけで説明すると、読者の負担=ストレスとなります。
しかし、上記のように図や表を使って視覚的に説明することで、読者の負担は軽減し文章では伝わりづらい内容も理解してもらいやすくなります。
ホワイトペーパー内の文字や画像・図は、位置を揃えて等間隔に並ぶように調整しましょう。
下記のように、文字や画像・図がバラバラに配置されているホワイトペーパーは読みづらいだけでなく、魅力のないホワイトペーパーに見えます。
しかし、下記のように全体をそろえることで統一感が生まれ、洗練された読みやすいホワイトペーパーになります。
ハイレベルなテクニックを使わなくても、文字や画像・図の位置や間隔を揃えて配置するだけで、整ったデザインになりますよ。
デザインは、文字や画像・図の周りに十分な余白を設けることで、より洗練された印象となります。
逆に十分な余白がないと、全体的に窮屈な印象となったり、読みづらくなったりします。
以下は、余白の少ないホワイトペーパーを編集して、十分な余白をとった例です。
余白をとることで、全体的に読みやすくなりました。
「ホワイトペーパーが何となくダサい」「おしゃれな印象にならない」と悩んだときは、余白を見直してみてください。
前章まで、テンプレートを使ったホワイトペーパーの作り方について解説してきました。
しかし、実はデザイン業務経験者がいない状態でテンプレートのみでホワイトペーパーを作るのはお勧めできません。
その理由は、デザインが未熟なホワイトペーパーは説得力が生まれないためです。
テンプレートはあくまで効率性や使いやすさを重視したデザインとなっており、全てのサービス・テーマに最適なデザインを叶えるものではありません。
そもそも、ホワイトペーパーのデザインにこだわるべき理由は、見た目の美しさだけではなく
のためでもあります。
デザインが未熟なホワイトペーパーは、何よりも顧客に「読みづらさ」を感じさせてしまい、途中で読むこと自体を諦めてしまうことに繋がるのです。
デザインが未熟なホワイトペーパーは顧客の悩みを解決できず、顧客に良い印象を与えることができない可能性があります。
制作担当者にデザイン業務経験者がいないときは、テンプレートでホワイトペーパーを制作したうえで、それをもとに一度制作会社に相談してみることをおすすめします。
ホワイトペーパー制作担当者にデザイン業務経験者がいないときは、制作会社に相談するのがおすすめです。
前章で解説したように、デザインが未熟なホワイトペーパーは読みづらくなりやすく、説得力が生まれません。
顧客満足度の高いホワイトペーパーを作るためには、デザイン面も含め一定のクオリティが必要です。
制作会社では、デザイン担当者を含め、ホワイトペーパー制作に必要な各技術の専門家が在籍しています。そのため、内容に説得力を持たせるハイクオリティなホワイトペーパーを制作するためのアドバイスをもらえるでしょう。
「将来的に内製化したい」という希望にも応えてくれるので、内製化を希望している企業も、まずは専門の制作会社に相談してみることをおすすめします。
ホワイトペーパーの制作代行ならシャベル株式会社にご相談ください |
ホワイトペーパーの制作代行ならぜひ、弊社「シャベル株式会社」にご相談ください。
◆資料制作専門のデザイナーが在籍
弊社では、資料制作に特化したデザイナーを抱えており、洗練されたデザインのホワイトペーパーが制作可能です。
本文中のイラストや図・画像もユーザー視点でわかりやすく制作します。
なお修正に関して、追加料金や修正回数の制限はありません。
満足いくまでご相談ください。
◆全体から一部まで|必要に応じたサポートが可能
弊社では、ホワイトペーパーの企画から制作後の運用まで総合的なサポートが可能です。
企画~運用までの全工程の代行はもちろん、御社の状況に合わせた一部の工程のみの外注にも対応しています。
ホワイトペーパーの制作や運用でお困りの際は、ぜひご相談ください。
最後に、この記事の要点をまとめて解説します。
●この記事で提供しているホワイトペーパーのテンプレートは以下の4種類です。
主な内容 | |
---|---|
ノウハウ提供型 | 顧客が抱えている課題を解決するための情報 |
サービス比較型 | 顧客が複数の似たサービスを比較・検討するための、各サービスの情報 |
成功事例型 | 顧客が抱える「サービス導入に対する不安」を払拭するための成功事例 |
イベントレポート型 | 顧客が参加できなかったイベント・セミナーの内容 |
●ホワイトペーパーのテンプレートを選ぶときは、以下の方法で選びましょう。
①目的に沿ったホワイトペーパーの種類を選ぶ
②ホワイトペーパーの種類に適したテンプレートを選択する
●テンプレートを利用してホワイトペーパーを作る方法は以下の通りです。
①企画アウトラインを明確にする
②構成案を作る
③文章を作成・入力する
④色・画像を修正する
⑤全体を整える
●テンプレートを利用してホワイトペーパーを作るときには、以下の点に注意してください。
●デザインが未熟なホワイトペーパーは説得力が生まれません。
制作担当者にデザイン業務経験者がいない場合は、ホワイトペーパーをテンプレートを作成したうえで、それをもとに専門の制作会社に相談してみるといいでしょう。
さらにノウハウを知りたい方むけに「ホワイトペーパー制作完全ガイダンス」をご用意しました。